わたしの一花

素敵な本を見つけたの。「わたしの一花  365日のバースデーフラワー」って本。

365日毎日に1ページひとつずつ素敵なお花の写真と花占いが載っています。素敵でなかなか見たことのない美しいお花ばかりです。チューリップでも何種類も載っています。

それなのに私の誕生日3/23のお花は「シオン」で、田んぼのあぜ道に咲いているようないわゆるハルジオンでした～^^;

花占いはけっこうな長文です。

私の場合は「星にも似た繊細なシオンですが、実は驚くほど丈夫。この日生まれのあなたも圧倒的な楽観主義で闇を照らし、どこにいても周囲を純粋な輝きで満たします。頼りがいのあるポジティブさが友人や家族から人気です。喜びを無意識に表現するあなたですが、深い精神的信条があなたのエネルギー源です。」・・・「圧倒的な楽観主義」←当たってる・・・。

1日1ページなので、家族や友達のお誕生日を記入しようと思いました。

これはSATSUKIのお花。プルメリア。

写真が素敵なので直接書き込むのは躊躇しましたが、考えた末 マスキングテーププリンター「こはる」 で、名前をプリントしてお誕生日のところに貼りました。

これはYURIのお花。グロキシニア。

マスキングテープならはがせますし、いい感じです。

素敵なお誕生日リストになりました。大切にします。この人の作品です。

今日は3人だけだよ

この本。 すごく身近なかわいいお話なんだけど、なんか素人が書いた絵みたいだね・・・とさくらと話していました。

あとがきを読んだら、著者が高校の授業で作った絵本で、彼女の結婚式の引き出物としておかあさんが自費出版?してくださったそうです。

2012.12.1発行になっていて、出来たてのほやほや。素敵な引き出物ですね～。

夜行観覧車

「告白」の湊かなえさんの小説です。

今クール、ドラマが始まります。

かなりのめり込んで一気に読んじゃいました。ドラマが楽しみです。

黒ねこのおきゃくさま

さくらのお気に入りのこの絵本。

やせっぽちの黒猫が実家の月ちゃんにそっくりです。

やせやせで毛もバサバサで「なんかくれ～」って鳴いている黒猫がかわいすぎる。実際に猫を飼っている人ならではの絵です。

めっちゃ癒される～。

ビブリア古書堂の事件手帖

　 　

友達に薦められて読んだこのシリーズ。

「人の手を渡った古い本には、中身だけではなく本そのものにも物語がある」・・・っていうのがコンセプト。

今までにそんな事考えてもみなかった。誰も気づかなかったんじゃないかな。「本自体の物語」なんて。この間読んだ三浦しをんさんの辞書を編纂する部署の人の話「舟を編む」も、今まで考えたこともなかった部類のお話でした。

まだまだ世の中に知らない事がいっぱいある。それを知れる事はとってもうれしい。

鎌倉が舞台だという事で、本の中に流れている雰囲気がしっとりしていて鎌倉を歩きたくなる。でも、これは想像上のお店で鎌倉に古本屋さんは一軒もないんだって。

1巻に4つ、2巻に4つ、3巻に3つの本が出て来ます。それぞれの本は全然知らない本なんだけど、繰り広げられるお話にはワクワク。

またまた映画化を念頭に入れて読み込む私。なんと本にはさまっていたアンケートハガキの6番に「映画やドラマで本作中のヒロイン・篠川栞子を女優orタレントに演じてもらうとすれば誰をイメージしますか？」とはっきり書かれていたっ！7番は「主人公・五浦大輔は」

もう映像化決定みたいなもんじゃないですか。どうする？みなさん。

検索していたらヒロインが「マイコ」さん、大輔君が「石田卓也」君って書かれている方がいらっしゃいました。いいかもー。でも、石田君、ちょっと背が低いかも。放っておくとヒロインは宮崎あおいになっちゃいそうで心配。蒼井優ちゃんでもいいけど、ちょっといろんな映画に出すぎかも。

もっと地味目な人がいいような気が。

これを薦めてくれた友達は「香椎由宇と青木宗孝」って言うんだけど、青木宗孝は年取りすぎてると思う～。イメージはぴったりだけど。なかなか難しいね。香椎由宇さん、私も思い浮かんだんだけど、栞子さんにしては気が強そうな気がするかも。

映画化したらどのエピソードを入れるか・・・とか。

「それから」ははずせない。「晩年」もマスト。「クラクラ日記」もかな。それから「UTOPIA 最後の世界大戦」も・・・・と考えていくと、ドラマ化の方がいいかな。毎週一話ずつでワンクール。いいかも。うん、ドラマ向きだ。期待。

冷夏で読書「一瞬でいい」

　　

何この寒さ・・・。もう七月も終わりだというのに。しばらく長いジーンズははかないな・・・って思ってたのに、その上、もこもこのソックスもはいちゃったよ。

雨も降っているし寒いし。どこへも出かけずに友達に借りた本(上下巻)を土日で一気に読みました。

1973年11月、浅間山での出来事が18歳の二人の少女と一人の少年の運命を変えた。
事故の重みを胸に秘め、大人へと成長してゆく三人。
著者が自らと同年生まれに設定した主人公たちの18歳から49歳までの人生の軌跡を描く、
すべての世代に贈る31年間のラブ・ストーリー。

軽井沢に住む英次と稀世。都会に住む未来子と創介。4人の高校生のお話。

未来子と創介は軽井沢にそれぞれ別荘を持っている裕福な家庭の子。英次はその別荘の植木の手入れなどを引き受ける仕事をしている家の子。稀世は母一人・子一人の家庭で育った子。4人は小さい頃から仲良しだった。

高校三年の晩秋に4人で浅間山に登り、事故で一人亡くなってしまう。・・・それろーを残された三人が「自分のせいだ」と思い、罪の重さを背負いながら大人になって行く物語。

暗いお話だけど次どうなるかが気になって一気に読んじゃいました。

すべてのことが「タイミング」で、よくも悪くも「タイミング」に左右されている。

最近日曜日のドラマ「サマー・レスキュー」を見ている私は「山をなめたらいかんぜよっ」と思いながら読みました。山にさえ行かなければ・・・って思いながら。

人は選ばなかった方を気にしながら一生を送るんだよね。韓国ドラマみたいだった。←ほめ言葉です。

「舟を編む」映画化だけど

つい先日「映画化されたら誰がいいかな～」と考えながら「舟を編む」を読んでます。・・・と書いていたら、なんと今日「映画化」のニュースがっ。

直木賞作家三浦しをんの小説『舟を編む』は、発行部数50万部超えの大ヒット作。同作は辞書(舟)を編集する(編む)人々を中心にストーリーが展開していく。社内で"変人"と言われながらも才能を買われて編集部の中心を担うことになる主人公･馬締光也を松田龍平、その馬締が一目惚れしてしまう下宿の孫娘･林香具矢を宮崎あおいが演じる。

松田は映画化に際し「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」とコメント。一方、共演の宮崎は「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ･キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」意気込みを語った。

監督は『川の底からこんにちは』(2010年)で第53回ブルーリボン賞監督賞を受賞した石井裕也。石井は「一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか。答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています」と作品へ思いを語り、また同い年の松田龍平に関して「共に闘えるのはとても心強く、また楽しみでもあります。登場人物達の静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」と語った。撮影は7月下旬から開始し、9月上旬のクランクアップを予定している。

クランクインは7月下旬を予定しており、2013年4月13日より丸の内ピカデリーほかで全国公開予定。

(C)2013「舟を編む」製作委員会

宮崎あおい～?・・・まったく全然違う～っ。キャスティングした人、本をちゃんと読んだの?

納得行かなくてtwitterで「舟を編む　映画化　違う」で検索したら「イメージ全然違う」とツイートしている人をめっちゃ多数発見。

馬締(まじめ)君も松田龍平ではきれいすぎて違うけど、以前、三浦しをんさんの「まほろ駅前」でも行天役、まったく違うっ!・・・って思ってたのにかなりよかった事を思えば、まあこちらは許せるかな。

舟を編む

よりりんに借りた三浦しをんさんの「舟を編む」。試験が終わったのでやっと読みました。

出版社で「大渡海」という辞書を作る部署の人達のお話です。

私、辞書を読むの大好きで、中学・高校・大学と授業がつまらない時、よく辞書を読んでいました。内容を読むというより、かわいい言葉や素敵な言葉を探して書きとめていたの。バンドやってて曲を作ったりしてたから。

辞書がどうやって作られているかなんて考えた事もなかった。でもなみなみならぬ苦労と、気が遠くなるような期間をかけて作られていたの。しかも辞書のための紙も特注で漉いてもらっていたなんて知ってました?あーたっ。

よくこの事を小説にしようと思いついたな～と感心。「風が強く吹いている」も「まほろ駅前多田便利軒」も映画化されているので、きっと、これも・・・と思い、途中からキャストを想像しながら読みました。

残念だったのは、わりと薄めの本なのでさらっと終わってしまった事。もっとページ数を増やして、もっともっといろんなエピソードを読みたかったです。デザインもさらっと決定されていたけど、それに決定するまでの(紆余曲折あったはず)過程を知りたいな。

原作があるものって映画化するといろんなエピソードが省かれてしまうけど、このボリュームだったら全部盛り込み可能かも?

　

辞書と言えばこの本。「新解さんの謎 (文春文庫)」「新解さんの読み方 (角川文庫)」めっちゃおもろいから、だまされたと思って読んでみそ。抱腹絶倒だよ。辞書にここまで意思と個性があろうとは。

かならず「新明解国語辞典」を買いたくなるから。

イニシエーション・ラブ

この前「王様のブランチ」でUVERworldの人が「必ず二度読みたくなる」・・・と紹介していた「イニシエーション・ラブ 」

読みましたよ。読みました。

確実に二度読みたくなる。誰か読んだ人いないかな。読んだ人と語り合いたい～。

最後の最後ですべてがひっくりかえる・・・。確かに。これから読む人はネットで検索したり、Amazonのレビューを読んだりしちゃダメよ。必ず「無」の状態で読んでください。

私は、UVERworldの人が「最後から二行目で」って言っていたので、そこを先に読みたくて仕方がなかっけど、じっと我慢しましたよ。でも最後でひっくりかえる・・・と言うので「それはどういう意味?」と思いながら「ここ、ちょっと怪しくない?」「これ変でしょ?」とか、いろんなところを疑いながら読みました。

わかると「キサラギ」みたいにパズルがぴったりはまったように「なるほどーだからかー」・・・と、ちょー納得。でも、これは絶対に映像化は出来ない小説です。

お時間ある方、ぜひぜひ。

・・・あ、でも、すぐに読めちゃいます。最後から二行目を読みたくて。

携帯電話が出て来ない・・・って思ったら1986年くらいのお話でした。

本が私を待っている～

友達に借りている「太陽の村」と「聖なる怪物たち」。読みかけなの。「太陽の村」って好きじゃない～。「聖なる怪物たち」はドラマ恐かった～。でも、本は意外と淡々としてる。

二冊も読みかけなのに、今日、私のところに「麒麟の翼」がまわって来た。GW中に頑張って読みかけの本読み終わろうっ。