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2008/06/26

試写会「クライマーズ・ハイ」

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↓の記事にも書きましたが、「クライマーズ・ハイ」の試写会が当たりました。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

原作、「クライマーズ・ハイ」は、「半落ち」を書いた横山秀夫の小説です。何年か前から、本屋さんにこの本が並んでいたのは知っていたけどタイトルからして「登山」の本だと思っていました。だから手にも取りませんでした。

でも、映画館の予告で、この本が、23年前に起きた日航機事故の話だと初めて知ったの。で、俄然興味が沸き、最近この本を読みました。原作を読んだ上で映画を観ました。

1985年8月12日。

まだ新婚だった私達。
その日は海に行きました。とても暑い日でした。
その頃はまだアパートに住んでいました。真っ赤に日焼けした私達は、アパートに帰って来てからシャワーを浴び、昼寝をしました。
とても疲れていたので夕方過ぎまで寝てしまいました。「夕飯、外で食べちゃおか。」と車に乗って出かけました。

ラジオをつけていたら「日航機がレーダーから消えた」というNEWSが何度も繰り返されていました。私達は「レーダーから消えたって?バミューダ・トライアングルみたいな事になっちゃったのかな?」なんて笑いながら話しました。

本当にその日の事は、今でもはっきりと覚えています。

この映画は、日航機の落ちた群馬県の地方新聞社「北関東新聞社」の話です。「落ちた日航機」よりも「新聞社」の方に重点がおかれています。

日航機が落ちた後の新聞社のフロアの鬼気迫るやり取りに胃を掴まれたようなような気分でした。本当に緊迫感溢れる画でした。私達が普段、普通に読んでいる新聞が、こんなに緊迫した部屋の中で作られているのか・・・と、初めて知りました。もちろん、毎日そうではないのでしょうが、考えてみれば、毎日毎日締め切り時間との闘いですよね~。考えただけで胃が痛くなりそうです。

私の大好きな堤真一がすごく上手でした。それから、よりりんも、KAMIさんもたにぞーも、口をそろえて「この映画、境雅人が出てるんだよねえ~lovely」って。人気あるよね。境雅人。そして、この3人は、以前、NHKでやった佐藤浩市主演の「クライマーズ・ハイ」を見ていたの。私は、NHKのドラマは見ていない。原作を読んでいたのは私だけ。

見終わって・・・3人は「すごくよかった!」って言ってた。そして、3人は「NHKのドラマではよくわからないところがあったけど、映画はよくわかった。」って言ってた。

でも、私はね、ちょっと残念・・・って思ったところがいっぱいあったの。

まずは、最初から。「クライマーズ・ハイ」のロゴ。なんでだか、みょーにメタリックでカッチカッチの質感のシルバーの横文字。おおよそ、この映画のどのシーンにも使われていない色と質感。なんでだ?意味わかんない。

それから、小説と映画、どちらでもとても大切なキーワードがある。それは「大久保連赤(おおくぼれんせき)」という言葉。これはただ、音で「おおくぼれんせき」と聞いてもなんの事かわからないと思うの。

大久保は「大久保清」。1971年に群馬で起きた「大久保清事件」の事。芸術家風のカッコをして「絵のモデルになりませんか?」と女性に声をかけ何人も強姦して殺していた事件。
連赤は「連合赤軍」。1972年に起きた「浅間山荘事件」は連合赤軍が起こした事件です。私達が小学生だった当時、浅間山荘に連合赤軍が立てこもり、そこに警察が突入する模様がテレビで生中継されました。それは本当に驚きの映像でした。犯人が立てこもる山荘に鉄の球をがんがんと打ちつけて壊す光景・・・。ほんと今でも覚えています。

この二つは群馬県で起こった大きな事件。北関東新聞社のオヤジの中には、未だにこの時の自分の手柄を鼻高々に話すものがいる。この時に書いた自分の記事の切抜きを手帳の間にはさんでいて、酔っ払うと人にそれを見せて当時の事を自慢げに話す・・・そんなやつらが現存する。

御巣鷹の飛行機事故。それは未曾有の大惨事。その現場に行く若い記者。その記者の書いた記事をなんだかんだと理由をつけて一面に載せたがらない、かつて「大久保連赤」を経験したオヤジ達。自分達の栄光を超えて欲しくない・・・というやっかみから、卑怯な行動をする。

映画の中でも「また大久保連赤の亡霊が出るかも。」みたいな台詞が出て来ます。最後の方まで見ればわかるんだけど、最初から何回も出て来るこの言葉。これがわからないと「?」となってしまう。昨日、KAMIさんちに行った時、KAMIさんにはこの言葉を説明しておいたからKAMIさんはわかったはず。

映画が終わった時に、最初によりりんが口にした言葉が「『大久保連赤』って・・?」だった。

これから観に行く人「大久保連赤」だけは、マーカーひいといて。これ、テストに出るよ。←出ませんからっ。

それからね~、なんで映画では堤真一の奥さんが同時通訳でスイスに住んでるとか言う事になってんの?それに、堤さんが、ボルボに乗ってる必要もないと思うんだけど。で、淳と堤真一の(親子のしっくり行かない)心の動きなども全然丁寧に描いていないくせに、なんで最後にニュージーランドに行って再会するシーンなんか作るんだか・・・理解出来ない。

・・・・・で、映画がよくなかったのかと言うと、そうではないんだけど。本で読んでもドキドキした編集部?のシーンが、すごくよく出来ていた。本当に緊迫感があった。私以外の原作を読んでいない3人は、すごくよかった!って言ってたから、原作を読まないで行った方がいいと思います。やっぱり3人は「ねえねえ、高島政宏は、死んだの?」とか疑問を持っていた。ぜひ、原作は読んで欲しい。映画を観た後でいいから。一番の大筋のストーリーの他にもたくさんのいろんなサブストーリーがある。

自衛官のシーンでは泣けたなあ。境雅人の「現場雑感」。

めざましテレビでやっていたんだけど、作者の横山さんは、この事故の時に群馬県の「上毛新聞社」の記者で、御巣鷹にも上って、記事を書いたんだって。しかも締め切りに間に合わなくて書いた記事が新聞に載らなかったらしい。だから、映画の中の境雅人を地で行っている。本人の経験に基づく小説だから、よく出来ているんだね。

この時代、ケータイもパソコンもない。だから、現場を見たら、山を降りて社に戻るか、電話して口頭で伝えるか・・・程度しか伝達方法がなかった。大手の新聞社は無線を持っていたみたいだけど。たった23年前なのに、ものすごくアナログな話ですよね。

・・・ながいばっかりで分かりにくいレビュー、すんまそん。でも、みんなに観てほしい映画です。

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シネマ・ねたバレありかも?」カテゴリの記事

コメント

ななさん
こんばんわ。

そそ「おおくぼれんせき」は注釈が必要ですよね。
このブログでも、時々右側の「検索ワードランキング」に「おおくぼれんせき」が入ってます。「?」な人が多かった証拠ですよね。

小説を読んでから見ると、かなり物足りない部分があるんだけど、「映画」としての完成度はとっても高いと思います。熱いですよね、出て来る男達が。提真一っていいですよね~。

私もあの事件のことはよく覚えています。
せっかく遊びに行ってた叔母の家で,レジャーそこのけで
みんなテレビにかじりついていましたもん。

「おおくぼれんせき」は私も「???」と思いながら観ましたね。
後で作品解説などを観て,「大久保清」と「連合赤軍」のことか!と腑に落ちました。

堤真一はよかったですね。男の硬質な色気を感じました。
横山さんの小説も,映画と同じ香りがして,私が男なら男惚れしそうですね。
いろいろ読んでみようと思います。

akicocoさん
一人で乗っていたなんて!しかもその日に!おばあちゃんもさぞかし心配だったでしょうね。墜落した123便には、9歳の子が一人で乗っていましたよね。この映画の中でも、そのシーンが(ほんのちょっとですが)あったし、確か、墜落から20年経った時のドラマでもその子の話がありました。
akicocoさんが無事で本当によかったです。

その日ちょうど、私は羽田-沖縄線にひとりで乗っていました。おばあちゃんが、何かのきっかけでその路線に乗っていたらどうしよう・・・とずーっと拝んでいた、と言うのを思い出します。

かえでさん

きっと、あの事故の時は、かえでさんは中学生くらい?ヘリコプターで救出された女の子の映像など、忘れられないNEWS報道がたくさんあったよね。520人がいっぺんに亡くなる事故ってすごすぎるよね~。絶対に忘れてはいけないと思います・・・(∨∨)

映画は見ていませんが、
あの事故はすごく記憶に残っています。後輩はあの飛行機に乗るはずだったんだって。
あと、自衛隊はホント基地内もたいへんだったらしいです。

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» 「クライマーズ・ハイ」夢中で次の一歩を出す高揚感 [soramove]
「クライマーズ・ハイ」★★★★ 堤真一主演 原田眞人、2008年、145分 仕事について考える、 毎日、仕事が楽しくてたまらない、 そんなふうにはなかなか思えないが、 時々、毎日の繰り返しの中でも やりがいや達成感を覚える、 そんな時まだ続けられるなと ...... [続きを読む]

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