天国から届いたお花

ありえないほどの悲しい出来事が突然襲って来たえぬ姉さん。先月末から普段通り、仕事に来ています。表面上は元気に笑顔で仕事をこなしています。私も、えぬ姉さんが元気になるように、今までと変わりなく接しています。・・・でもやっぱり気を使って「息子」とか「事故」とか「死ぬ」などのNGワードは使わないようにしてるの。
でも、えぬ姉さんはこのところ、自分から息子さんの話をするようになりました。きっとみんなに気を使わせないようにって思って、自分から「もう平気なのよ。」という意思表示をしているんだと思うの。
昨日、パソコンの話になった時「自治会の役を軽い気持ちで引き受けたら、引き受けた後で、文書を全部パソコンで作らなければいけないって事がわかったの。でも息子が『俺がやってやるから』って言うから『それなら安心!』って思ったのに、急にいなくなっちゃってさ~、これから文書作るのどうすんだよって感じ。でも、どうにか自分で出来たけどさ。」なんて明るく。
そしたら、今日「こむぎちゃん、昨日ね、息子の名前で母の日のお花が届いて、主人と二人で号泣しちゃったの。」と言うの。「えっ?どうして?天国から来たの?」・・・と思わず聞いたおまぬけな私。そしたら、亡くなる前に、お嫁さんと二人で選んで注文してあったお花だったんだって。えぬ姉さんは、私にその話をした時は笑顔だったけど、私は朝から泣いちゃったよ~。ええ話や。私は泣きながら「もう、●●(←息子さんの名前)ったら!」と言ったら、えぬ姉さんは大笑いしてた。・・・えぬ姉さんの大笑いをまた見ることが出来て、私うれしいです。
連休には、孫と動物園に行ったよ!って言ってた。えぬ姉さんの胸の内は、そんなに簡単な事ではないとは思うけど、でもよかった。ほんとにうれしい。
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pinkteddyさん
子犬~っっっ
でも、かわいい子犬がいたら気持ちが癒されるねきっと。
えぬ姉さんの話を聞くと、息子さん、きっと毎年日比谷花壇でお花を頼んでいたみたいなの。「まず母の日に湯飲みとお花が届いて、父の日にも湯飲みとお花が届いて、その湯飲みがお揃いになる・・・なんていうのをくれたりするの。」って言ってたから。
日比谷花壇のカタログは、けっこう早い時期に届いて母の日・父の日一緒に載っているので、私も同時に注文しておく事が多かったのね。だから、きっと、息子さん夫婦もすでに父の日のプレゼントも手配済みでは?って思うんだ。だから父の日にもサプライズがあるかも・・・と、私はふんでいます。
投稿: むぎむぎ♪ | 2008/05/17 01:39
うぅ~泣ける話ですな。
身の回りにも息子を事故で亡くした友人がいるけど,
その悲しみの深さはねぇ……
母親にとって息子って,特別な存在みたい。
そうそう,似た話を思い出したよ。
奥さんがほしがっていた子犬を,
奥さんの誕生日に届くように頼んでいた,
旦那さんがなくなってしまい…
悲しみにくれる奥さんの元に,
旦那さんの生まれ変わりみたいにして,
子犬が届くお話。書いてるだけで,
思い出して泣けてきそうよ。
投稿: pinkteddy | 2008/05/13 10:22