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2007/11/14

象の背中

象の背中 オリジナル・サウンドトラック

10月29日によりりんと二人で観るはずだった「象の背中」 この間、会った時に、その時に使うはずだった招待券を一枚いただいちゃった。よりりんと二人で観たかったなあ。せっかくいただいたのに無駄にしないように、今日行って来ました。

これ、すごく期待してた映画。先に観に行った55歳のHさんに「どうだった?」と聞くと「まあね、泣かずには観られないよ。」と言ったけど「よかったよ~」というニュアンスではなかったのが気になっていました。

息子役の塩谷瞬君がすごくかわいかったよ! 奥さんの今井美樹さんは、今まで(過去のドラマの時)台詞がフガフガするのがすごく気になっていたんだけど、今回は、まあ大丈夫だったかな。今井美樹が役所さんに話す時、敬語というか丁寧語で話していたのがとても気になった。年の差があるからかな?今調べたら、今井美樹44歳・役所さん51歳だった。

たとえばね、早く帰って来た役所さんに「どうしたんですか?夕飯食べるなら電話くださいと言ったのに。」みたいな。この映画の話を会社の更衣室で話した時、「うちだったら『え゛ー、ご飯食べるなら電話してって言ったじゃん!』って言うけど、どう?」って聞いたら、はなちゃん(今井美樹と同い年)は「うちもそうだよ。電話してって言ったのにーっ!って言う。」って。パチプロ豪快Aさん(50代)は、「私なんか『電話しろって言ったのに、何考えてんだ!ふざけんなっ!』って言っちゃうよ~!」って言ったので大爆笑!私なんか床に転がって笑っちゃったよ。さすがAさん。

ここからはネタバレです。読む時気をつけて!これから観に行こうという人は、観た後読んでね。本当にちょーネタバレです。要注意!

冒頭で医者から「余命半年」と宣告された役所さんは、一人で河原に行きぼーっとする。すると今井美樹から電話がかかって来て「検査の結果がわかったら電話くれるって言ったのにかかって来ないから気になって」と言われる。「何でもなかったよ。」と答える役所さん。もうこれだけで泣けました。

でもね、そのあと(その足でだったと思う・・記憶が不確かなんだけど)、愛人・井川遥のところへ行くんです。で「肺がんで余命6ヶ月って言われた」ってあっさりと伝える。しかも寝る!許せねえ。「妻」と言う立場で映画を観ている人は、すでにここで「ふざけんな、役所!」という気持ちになるはず。「そうね、私には言えないわね。でも愛人になら言える気持ちってわかるわ~っ!」と納得して観ている人がいたら私に教えてくれ。

で、死ぬ前に、今までにお世話になった人や友達に会いに行こうって決めて会いに行くんだけど、愛人の次に会いに行ったのが初恋の人・手塚理美。女ばっかじゃん。で手塚理美は怪訝そうな顔をするの。そりゃそうだよね。しかも「実はがんで、もうあと半年でね。」って唐突に言われたら、どうすればいいんだ。何十年ぶりに会った同級生にそう言われたら。

役所さんの仕事はマンションの建築。実際工事をするわけではなくプランニング部門みたい。その建設予定現場に行くシーンが何度もあって、それはせつなかったなあ。「完成2010年1月」と書いてある看板があって。絶対に自分はその完成を見る事はできないもんね。

渡辺謙さんの「明日の記憶」を観た時にも思ったけど、50歳くらいの男の人って、たいていは責任ある仕事についている事が多いから、なかなか会社に病気の事を言い出せないよね。渡辺謙さんはアルツハイマーだから大事な約束を忘れたり、取引先への道を忘れたりしてとても大変そうだった。役所さんは黙っていたんだけど、職場で発作がおきて(肺がんで、治療はしないと決めたので、息ができなくなったりする)結局は今井美樹にもばれてしまう。

渡辺謙さん、役所さん。二人ともハリウッドスターだ。

役所さんがどんどん悪くなるにつれ、家族がとてもよくお父さんのめんどうを診てくれる。ホスピスの部屋に、家族四人が寝ているシーンを俯瞰で撮った画を見て「こんな事がなければ4人一緒の部屋で眠る事はなかったかも。」と思ったり。

私はかなり泣いちゃって、隣の知らない人も花粉症かっ!ってくらい最初から最後までぐすぐずに泣いてた。でも「よかったよー、ぜひ観て」という気持ちにはなれない映画だった。

だって、お骨を愛人にもわけてあげてくれって言うの。愛人にがんである事を告げて、寝た事は、まあ大目に見よう(自分・・妻・・は知らないわけだから)。だけど、お骨をわける?ふざけんな。役所さんは、お兄さんである岸部一徳にそれを頼むの。「美和子(今井美樹)には俺から話しておくから」なんて。ホスピスにも愛人がお見舞いに来て(もちろん「私は愛人です。」と言って来るわけではないけど。「ちょうど近くまで来たので」・・・って、会社の人だって来ないのに、仕事でお世話になったコピーライターが「近くまで来たから」って「ホスピス」まで見舞いに来るか。来るわけない!・・・でも、役所さんが「ホスピスにいる。会いたい。」って電話した時、彼女も「行かない」って答えてるんだけど。やっぱり大好きだったから会いたいんだな・・・という気持ちはわかるけど。)、妻と対面するシーンがある。まあ死を前にした夫だと思えば、問いただしたり愛人を罵ったりはしないけど、気持ちがいいわけないと思う。そこで愛人に普通に接する妻を見たので「美和子には俺から話しておく」と言う言葉が出たんだと思うけど、冷静に振舞っていたからって妻がすべてを許していたと思うなよっ!と思った~。岸部一徳は「そんな事、美和子さんに言うな。俺がなんとかするから。」と言う。あんた、わかっていらっしゃる。だけど「俺がなんとか」するなっ!それに分骨ってよくないって言うよね。

使い古されたような演出のシーンも多かったのが気になった。「あなたが死んだら私どうしたらいいの?」と泣くシーンとその台詞。咳き込んで血を吐き「あなた、しっかりして!」というシーン。役所さんが見守る前で、家族三人が波打ち際ではしゃぐシーン。←これはとてもいいシーンでしたが、よくあるパターンという感じが。

秋元康・遠藤察男(放送作家)コンビというと、バブルの頃にいっぱいトレンディドラマを作っていたというイメージがあります。それからとんねるずものとか、おにゃんことか。

私は秋元康の作詞のセンスが大好きだけど(特に稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」とか「クリスマス・キャロルの頃には」とかゲイジツ的だと思う~)、この「象の背中」の事を聞いた時、秋元康っぽくなくない?って思ったの。でも、この映画に関する彼のコメントを映画の雑誌で読んで「みんな『余命半年』って思って生きようよ。」っていう言葉に、そういう事か。ぐっと来たぜよ!って思った。でもでも、きっとこの映画、水曜日のレディースDAYに観に行く主婦にはウケないと思うな。

男の視点なんだろうな。あんなに細くて美しい妻。真っ白なワンピース、真っ白な日傘でロングヘア。そして美しい愛人。

お金にもまったく困っていない。・・・今後かかる費用を役所さんが計算するシーンがあるの。今後の生活費・・・月300000円(←ここが30万だったかどうかは未確認なんだけど、合計金額が108、000、000円だったのは確かだと思う。)×12×30年間(←これも確か)=108、000、000円。・・・って書いてあったと思う。一億だったよ、単位が。(違ってたらごめん)その他に留学費用200万円とか。で、保険金や退職金で充当するんだと思うけど、「計算したら1400万円足りないから、親父からの受け継いだ俺の遺産の分を現金でくれ」って岸部一徳に頼みに行くの。一億八百万にその他もろもろのものを足して、足りないのが1400万円・・・。9400万円以上はどうにかなるって事だ。どんだけ~?

「自分がそうなったらどうしよう」という事は考えずにはいられなかったけど、どうしても「現実」として受け止められないような不思議な映画だった。観た人は感想聞かせてください。

そうそう、役所さん、肺がんなのにずーっとずーっと最後までタバコ吸ってた。ありえない。

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コメント

むぎりん、ごめーん。
私今井美樹より2こ上だったよ。笑。

でぼりん
気落ち・・・ぷぷぷっ。
彼女は、実生活でも結婚しているのに、ぜんぜん生活観ないんだよね。不思議~。

>きれいな妻、若い愛人、治療費に困らない、っていう時点で普通の主婦にはNGなんではないでしょうか。非現実的ですよね。

ほんとほんと、その通り!絶対男の視点・・って言うか秋元康の価値観だよ。

わたしって今井美樹と同い年だ。。。それだけでもう気落ちしました(爆)。しかし、愛人がいるっていう時点で勝手にすればという気持ちだし、その愛人に気づかない妻っていうのもアホっぽい。きれいな妻、若い愛人、治療費に困らない、っていう時点で普通の主婦にはNGなんではないでしょうか。非現実的ですよね。

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