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2005年8月 1日 (月)

ちいさいおうち

ちいさいおうち

小学生の頃、学校の図書館で見つけた本で、何度も何度も借りました。小さい頃から、本は「買うもの」と思っていました。大好きな本はいつも手元において読みたいし、いつもかわいがりたいと思っていましたから。母も、お人形はいくつも買ってはくれなかったけど、本は快く買ってくれました。ただ、この本は、本屋になかったのか?なぜか?いつも図書館で読んでいました。

小さな田舎の丘に「ちいさいおうち」が建っています。春・夏・秋・冬美しい季節とともにしあわせに暮らしているおうちです。そのうち、周りが開発されて来て、ビルが建ち、電車が通り、高速道路も出来・・・すっかり様変わりしてしまいます。おうちも古くなって壊れて住む人もいなくなります・・・。そして、また、おうちは田舎の丘に運ばれ、修理されて前のように幸せに暮らす・・・というお話。

たったそれだけのお話ですが、大大大大好きでした。おうちなのに、笑っているように見えたり、泣いているように見えたり、困っているように見えたり・・・。このかわいいおうちが大好きでした。私は自分が家を建てる時も、このおうちみたいに絶対に「三角の屋根」の家にしようと決めていて、設計の人にも伝えました。フラットな箱型の家ではなく、こういう屋根にしたかったのです。(煙突はないけどね)最近、インテリア雑誌やマイホーム関連雑誌を見ていると、おされなリビングに、この本を飾っている人がとっても多いことに気づきます。たいていの人はこの本の洋書を飾っていますが、私にとっての「ちいさいおうち」は「ちいさいおうち」と書かれた和書です。

大人になってから、本屋さんで買って、もちろん今、家にあります。でも、自分が借りてたのはもう少し小さいサイズのボロボロのものでした。うすよごれた水色の小さな本が今でも忘れらません。

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